PoppoLIVE(ポッポライブ)。名前を聞いたことがある人は、日本ではかなり少ないと思います。
でもGoogle Playを開くと累計1,000万ダウンロード、レビュー約20万件。海外ではかなりの規模で使われている配信アプリです。
にもかかわらず、日本語で書かれた情報がほとんどない。公式サイトも英語ベースで、「結局なんのアプリなの?」がわかりにくい。
この記事では、PoppoLIVEがどういうアプリで、何ができて、何に気をつけるべきなのかを、できるだけ正直にまとめました。
ざっくり言うとどんなアプリ?
一言で言えば、海外発のライブ配信アプリです。
運営しているのはシンガポールのVshow PTE. LTD.という会社で、2021年1月にリリースされました。本社はシンガポールの中心部(111 Somerset Road)にあります。
やれることは17LIVEやビゴライブと似ていて、スマホ1台でライブ配信・視聴ができます。ただし、いくつか独自の要素があって、そこが他アプリとの差になっています(後述します)。
対応言語は日本語を含む20言語以上。アプリ内の表記も日本語化されているので、英語が苦手でも使えます。
PoppoLIVEにしかない特徴
「17LIVEでいいじゃん」と思うかもしれません。実際、基本的な配信・視聴機能だけ見ればそのとおりです。
でもPoppoLIVEには、他のアプリにはあまりない仕組みがいくつかあります。
近くの人が優先表示される「ローカライズ機能」
PoppoLIVEは位置情報を使って、自分の近くにいるユーザーや配信者を優先的に表示します。
17LIVEやビゴライブはランキングや人気順で表示されることが多いですが、PoppoLIVEは「地域のつながり」を重視した設計です。海外では地元の配信者と視聴者のコミュニティが自然に形成されていて、これがユーザー定着率の高さに貢献しているようです。
PKバトルが盛り上がりの中心
配信者同士がリアルタイムで対決する「PKバトル」は、PoppoLIVEの中でも特に盛り上がるコンテンツです。
ランダムマッチと友達対戦の2種類があり、視聴者のギフト数で勝敗が決まります。海外のユーザーレビューを見ると、このPK機能を理由にPoppoLIVEを選んでいる人がかなりいます。

ライブ配信以外にも「VLOG」が投稿できる
ショートビデオ(VLOG)の投稿・閲覧機能があり、配信をしていない時間帯でもコンテンツを発信できます。
TikTokのような感覚で短い動画を投稿できるので、ライブ配信が苦手な人でもファンとの接点を作れるのがポイントです。
料金はどうなっている?
基本無料です。ライブの視聴、コメント、VLOGの投稿に課金は不要です。
お金がかかるのは、配信者にギフトを贈るときだけ。アプリ内通貨「コイン」を購入してギフトに変換する仕組みです。
App Storeの場合、最低約50円(2,100コイン)から、最大約4,500円(210,000コイン)程度の価格帯が用意されています。
正直なところ、課金しなくても配信を見るだけなら全く問題ありません。ただし投げ銭文化が強いアプリなので、「少しだけ課金するつもりが…」とならないよう、予算を先に決めておくことをおすすめします。
配信者として稼げるのか
結論から言うと、仕組み上は稼げます。ただし簡単ではありません。
視聴者からもらったギフトがポイントとして貯まり、10万ポイント(約10ドル相当)から出金可能です。出金先はGCashやEPayなどのデジタルウォレットに対応しています。
配信を始めるには顔認証テストをクリアする必要があります。セルフィーとカバー写真を提出して本人確認を受ける流れです。

エージェンシー(事務所)制度がある
PoppoLIVEにはエージェンシー制度があり、事務所に所属することで報酬面のバックアップやイベントへの参加機会が広がります。
エージェンシーはライバーのチーム運営や採用を行い、所属ライバーの報酬に基づいてコミッションを得る仕組み。日本のライバー事務所の仕組みに近いです。
個人で始めるよりもエージェンシー経由の方が収益化しやすい、というのが海外ユーザーの間での定説です。
安全性について正直に書く
ここは忖度なしで書きます。
良い点
- 運営元のVshow PTE. LTD.はシンガポール法人で、個人情報保護法(PDPA)に準拠している
- データ保護責任者(DPO)が任命されている(privacy@poppolive.com で問い合わせ可能)
- コミュニティガイドラインがあり、暴言やヘイトスピーチは禁止
- ユーザー通報機能+モデレーターによる監視体制あり
- ログインデータの保持は90日、チャットメディアは72時間で自動削除
気になる点
- 配信時に顔認証のための生体データ(顔データ)を収集している。これはストリーマー認証のためですが、生体データの取り扱いには注意が必要です
- App Storeのレビューには、課金トラブルやアカウント凍結に関するネガティブな声もある
- カスタマーサポートの対応速度には個人差があり、メール対応は24〜48時間かかる場合がある
- 一部の国ではアクセスが制限されており、VPNを使うと利用規約違反になる可能性がある
要するに、運営体制としては一定の基準をクリアしていますが、「大手日本企業が運営するアプリと同じ感覚」で使うのは少しリスクがあります。個人情報の入力は最小限にする、課金は計画的にする、といった基本的な自衛は必要です。
アプリの基本情報まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ名 | Poppo Live |
| 運営 | Vshow PTE. LTD.(シンガポール) |
| 関連会社 | Vshow Interactive / Hyperchat Limited |
| リリース | 2021年1月 |
| DL数 | 1,000万以上(Google Play) |
| 対応OS | iOS 13.0+ / Android 7.0+ |
| アプリサイズ | 約250MB |
| 料金 | 基本無料(課金あり) |
| 年齢制限 | Google Play:13歳以上 / App Store:16歳以上 |
| 評価 | Google Play ★4.0(約20万件) |
| 公式メール | official@poppolive.com |
まとめ:PoppoLIVEは「知る人ぞ知る」海外配信アプリ
PoppoLIVEは、日本ではまだほぼ無名ですが、海外では1,000万ダウンロードを超える規模のライブ配信プラットフォームです。
17LIVEやビゴライブとの違いは、ローカライズ機能によるエリア密着型のコミュニティ設計と、PKバトル・VLOG機能による多彩なコンテンツ形式。配信者として稼ぐ道も用意されています。
一方で、海外運営ならではの情報の少なさや、課金周りのトラブル報告があるのも事実。使い始める前に、この記事で基本的な情報を押さえておいてもらえれば幸いです。
当サイト「PoppoLIVE完全ガイド」では、使い方・料金・安全性・ライバー向け情報など、日本語でPoppoLIVEの情報を発信していきます。







